可愛くて可愛くて甘やかしすぎたのか?
それともボゥイーの持って生まれた性格なのか??
ものすご〜〜〜い、甘えん坊になってしまいました。
犬がこんなにベタベタと甘えるなんて思っていませんでした。
まぁ、今にして思うと「パグ」という犬種が
甘えただということもありますが・・・

とにかく一緒にいる時は、常に膝の上にいる。
大きくなってきて私の膝からはみでるようになっても
とにかく膝に乗ろうとする、で、ずり落ちる・・・
仕方が無いので、とにかくどこかしら引っ付いている。
椅子に座っている時も、膝にのせてくれ〜と催促する。
ダメだったら仕方ないので、足元で私の足を枕にしている。

私がいることは分かっているのに、
そばに居られないのは耐えられないらしく
諦めるという事をせず、
こちらが根負けするまで泣き続けるのです。

 

だけど、内弁慶というのか? 
猫をかぶっているというのか?
他所へ行くととっても良い子(^_^;)
ペットホテルに預けた時も、
泣き続けるんじゃないかと心配したのですが
ご飯もちゃんと食べるし、 言う事もよく聞くし、
おとなしいやりやすいコですよ〜

という信じられない言葉。ホンマかいな???

一度旅行に出かけるので、4日程度ホテルに預けた事がありました。
帰って来てボゥイーを迎えに行き、
いつものように大喜びの再会を果たした後、家へ帰って来たのですが、
なんだかボゥイーが違う犬のように見える・・・
まさか違う犬を渡された訳でもないし、
呼ぶと答えるし、やっぱりボゥイーよね・・・
でもなんだか変? 顔が違う? まぶたが腫れてるみたい?
よくよく見ると、目が真っ赤に充血してる!!
えらいこっちゃ〜〜〜と、あわてて病院に連れていったら
「寝不足ですね(^^;)」
預けていた間、きっといつ迎えに来てくれるんだろう?
と思って待っていたのでしょう。
ほとんど眠らず、結膜炎をおこしていたのでした。
(あぁ、なんてけなげ・・・)←親ばか
その日〜次の日は曝眠し続けていたボゥイーでした(^_^)
※ちなみにこの後、ボゥイーをおいて旅行には
 ほとんど行かなくなりました。

私がそばから離れて、いないと思うと
諦めて良いコに変身するらしい・・・
病院でもボゥイーの甘えたは有名でした(^_^;)
ひとつ処置をするたびに「抱っこ〜」
ボゥイーが嫌いな処置をするときは(耳とか口とかの処置の時)は
先生に診察室から出るように言われました(^_^;)
私がそばにいないと、我慢するらしい・・・
なんて奴だ・・・
ボゥイーは身体が丈夫だったので、
病院のお世話になることは少なかったのですが
ある日健康診断の為、久しぶりに 病院に行った時、看護婦さんが
「あら〜、ボゥイーちゃん、久しぶりやね〜〜〜」
そしてその後、となりのベッドで点滴をしていたよそのワンちゃんに、
「あのね、この子すごい甘えたさんやねんよ〜〜〜」
いや、別によそのワンちゃんにそんな事言わなくても・・・f(^_^;)

自分は元気なものだから、待合室では落ち着きが無く
他のワンちゃんや猫ちゃんに愛想をしにいく
・・・ちょっと迷惑・・・
で、そんなボゥイーをおとなしくさせるには「へそ天抱っこ」

こうしておくとご機嫌でおとなしいのです。
ある日いつものようにこの状態で待っていると、 出て来た先生が
「ボゥイー、なんちゅう格好や〜。無防備にも程がある」と 苦笑されていました。

とにかく甘えてばかりのボゥイーを見て母が、
「犬のくせに番犬にもなれへんなぁ〜」と呆れていました。
「お母ちゃん、犬にはいろんな種類があって、それぞれの仕事があるねん。  
猟犬は猟をするし、使役犬は人間の手伝いをするっていう風にね・・・」
「じゃ、ボゥイーは何の犬やのん?」
「パグは中国4千年の歴史の愛玩犬やねん。そやから人に甘えて可愛がられるのが仕事やねん」
「それやったらボゥイーは自分の仕事を充分まっとうしてるねぇ・・・」
確かに!