寝たきりになってからのボゥイーの生活は
まず 朝私が起きても、しばらくそのままベッドで寝かせておきます。
朝の雑用を済ませたら、カドラ−ベッドに移しリビングへ。
そこでも一日中うとうとしています。
時々「あぅ〜っ」と私を呼びつけます。
おしっこやうんちをした時、お腹が減った時、
もぞもぞしていて、身体の体勢が満足いかない時(?)など...
結構えらそうです(^o^)
私の昼食を済ませたら、ボゥイーの食事タイム。
だっこして食べさせるのですが、1時間くらいはかかりました。
午後からもカドラ−ベッドでうとうと...
床擦れを防止する為に、何度か体位交換をします。
おしっこやうんちをした後は、蒸しタオルで身体を拭き
ベビーパウダーなどをぽんぽん・・・
(皮膚が荒れている時は、お薬を塗る。)
ドライアイがひどくなったので、日に何回かの目薬もかかせません。
その他、シーツやマットの洗濯なども頻繁に。
まぁ、仕事の合間合間にそれらの事をするので
私にとっても気分転換のようなものでした。
(仕事が忙しい時は、呼びつけられると腹がたったけど・・・(^o^;)
仕事を手伝ってくれている友達が、私が手を放せない時や留守の時は
ボゥイーの世話も手伝ってくれたので、随分助かりました。
夜7時頃まで仕事をしているので、そのあと病院へ行く日も。
検査結果が悪くなると、毎日点滴に行くのですが、1週間ほど毎日かよい、また検査をして良くなってきていれば、2日に1回---3・4日に1回---7〜10日に1回と回数を減らしまた検査する。という点滴スケジュールでした。
病院へ行く日は帰ってきてから、行かない日は仕事を終わらせたらボゥイーの食事を作り、(1日分を作っておく) 寝室へ移動して、私も夕食をとりながらボゥイーに食べさせる。
その後はだっこしたまま一緒にTVをみたり・・・(って、ボゥイー寝てるけど)
抱いているとおとなしくしているのですが、離れていると泣いて呼ぶ事もあるので(甘えている?)
お風呂に入っている間は、ちょっと心配でした。裸で飛び出した事もたびたび・・・(^_^;)
でもそれも今では懐かしい想い出です。もっとしてあげられる事があったんじゃないか?と後悔もありますね。
食事は特に好き嫌いもなく、食欲旺盛なボゥイーでしたが、
胆管肝炎になったので療法食になりました。
最初は食べていたのですが、だんだん食べなくなってしまいました。
(年齢的なものもあるかも・・・)
病院で先生に、食べて良いもの、1日の必要量などを教えていただき
手作り食を始めました。
Part-1 おじや風ごはん
(基本ベース)
ミンチ肉(25g位)を炒めます。そこにご飯(発芽玄米ご飯)(茶わん1/2位)、
水(150cc位かな?)を入れ、だしの素と砂糖(ボゥイーは甘いもの好きなので)を
ほんの少々入れ、 少し煮込んで出来上がり。
このベースに、その日によって何かをプラスします。
ごま・たまご・野菜(かぼちゃなど)・カッテージチーズ など
で、これだけでは栄養素が足りないので、サプリメントをプラスします。
・マルチビタミン ・マルチミネラル ・カルシウム
・ブルーベリー(目の為に・・・ってもうほとんど見えて無いんですけど)
・活性酸素を抑えるという栄養素の入っている犬用サプリメント
おじや風のご飯の時は、だっこして、スプーンで口に入れて食べさせていました。
※ご飯が発芽玄米なのは、我が家にはそれしかなかったからですが
白米でも作ってみたら、白米の場合時間がたってくると汁気を吸ってしまい
お団子のようになってくるので食べにくいようです。
(この頃は食べるのに時間がかかっていたため)
Part-2 ボゥイー版カロリーメイト(?)
おじや風のご飯が食べにくくなってきたのか、体重が減ってしまいました。
そこで、流動食のようなものにしてみましたが、この粘度がむずかしい。
それにやっぱりボゥイーは噛んで食べようとするので、
クッキーのようなものにして、口に入れてあげる事にしました。
この場合も、口の先の方だと、もぐもぐしているうちに出てきたりするので、少し奥の方へくいっと入れ、脇の歯の無い部分から指を引き出すという感じ。
時々失敗して噛まれると、年寄りとはいえ結構痛い(ToT)
(主食)
ブレンダーで粉状にした発芽玄米と小麦粉、ベーキングパウダー、卵、無塩バター、牛乳などを混ぜ合わせて焼くだけ。
この材料の配合では、さくさくのクッキーというより、
ちょっとしっとりしたタイプに焼き上がりました。
バリエーションとして、バナナ入りやカボチャ入りなども作ってみました。
これ、人間には結構好評だったんですけど・・・。
(おかず・?)
タンパク質(肉類)も必要なので、「パテ」のようなものを作ってみました。
って、これの作り方もけっこういい加減なんですけど。
すりつぶしたミンチに卵と小麦粉を少々まぜ、ラップして
電子レンジで「チン」しただけ・・・(^_^ゞ)
そのうちに、(主)のクッキーのようなものが気に入らなくなったのかあまり食べなくなったので、 これに、ご飯をまぜたものにしました。出来上がりはちょうどソーセージくらいの柔らかさです。
これならちぎって口にいれてあげられるし、ボゥイーも食べやすい柔らかさのようで、結構気に入ったようでした。
※この頃になると、Bowieの場合「食べるものは食べさせてあげて下さい」
と言われていたので、(食べずに体重が減る方が問題だったので) ご飯をたべない分、
いろんなものをあげていました。プリン・ヨーグルトや焼き芋なんかは特に好きでした。
特に「紫芋の焼き芋」を友達に貰ったので食べさせたら
すごく喜んで食べていました。やっぱり美味しいのね。(^^)
ホントに不勉強な上、ネットも始めたばかりだったし
このころはまだ犬の介護に関する情報も少なくて
悩んでばかりの毎日でした。
(いや、私の探し方が悪かったのかもしれませんが・・・)
今では犬用の介護グッズもいろいろと売っています。
ちょっとお値段は高いけど・・・f(^o^;)
そういったものを利用しつつ、
クオリティの高い老後を、おくらせてあげたいですね。
だって、大切な家族なんですから・・・
ただやはり、市販のものはなかなか合わないものが多いというのも難点ですね。
我が家は特に「パグ」だからもしれませんが(笑)
でも市販のものを参考にしつつ、あーだこーだと考えて
へたくそながらも手作りするのも、楽しいもんなんですよね。(^_-)-☆